第10回 過度なダイエットで体重増加??原因はむくみの可能性も
こんばんは
きょうはむくみについて書いていきます。
むくみ(浮腫)とは、細胞と細胞の間の水が、異常に増加した状態を言います。朝起きて鏡を見ると顔が腫れぼったい、夕方になると下肢がむくんで靴が窮屈になる、急に体重が増えたなどの症状が現れます。
体重が増えても、むくみと肥満ではその成り立ちは全く違います。むくみは体の水分が異常に増加した状態であって、肥満は脂肪分が増えることです。区別するにはむくんでいると思う部分(特に足のすね)を強く指で押してみてください。
指の形にへこみができればむくみです。肥満の場合はこのようなへこみはできません。ひどいむくみは3~4日で10kgも体重が増加することもありますが、肥満の場合はここまで極端な体重増加はありません。
足のむくみの原因は、立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けていた場合、全身の血行が悪くなり、さらに重力の影響で身体に不要な水分が下半身にたまってしまうからです。きつい下着を着けてもその部分の血行が妨げられ、身体の血流がスムーズにいかずに足がむくみやすくなります。
特に女性は、生理になると女性ホルモンの分泌量が増え、血管が拡張されるために足がむくみやすくなります。
顔のむくみの原因は、顔の皮膚の下の組織に水分がたまったことがむくみの原因です。水分は高いところから低いところへ流れるので、朝起きた時が一番むくみが見られます。また、前日にビールやワイン、日本酒などのアルコールをたくさん飲み過ぎると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理がうまくいかなくなるのでむくみやすくなります。
また、水分を多くとったことでむくんでしまったと思う方が多いと思います。
しかし、逆に水分を取らなすぎてむくむ場合のあります。
体内の水分が足りなく、人間の体は生命維持を優先するため体温調節を優先するので、汗として水分を貯蔵する仕組みになっています。
それによって、抗利尿ホルモンが分泌され尿として排せつをしなくなります。元々、人の体は利尿ホルモンと抗利尿ホルモンがバランスをとりながな分泌しているようで、日中は利尿ホルモンが働いており、夜は抗利尿ホルモンが働いているようです。なので、夜にトイレに起きたりすることがなく睡眠を取れるようになっています。年配の方が夜にトイレに起きてしまうのは加齢によってホルモンのバランスが崩れることによって夜に利尿ホルモンが分泌されたりするからです。
また、運動をしているときなどは抗利尿ホルモンが働いているようです。
抗利尿ホルモンが分泌されている状態で一気に水分を補給すると、血管内の水分濃度がたかくなり、高利尿ホルモンのせいで、尿として排せつできないので、血管から細胞にシミでていく量が増量しむくみになるようです。
普段あまり水分をとらないのにむくんでしまったという方はこういったことが原因の可能性もあると思います。また、むくんだから水分を取らないようにするというのも間違った行動になるので気をつけましょう。
過度なダイエットもむくみの原因
テレビで貧困の国でお腹だけがポッコリと出ている子供の姿を見たことあるでしょうか?
なぜ?と疑問をもったかたは少なくないと思います。
お腹は「腹水」で腫れています。
栄養失調で血液中のアルブミン(タンパク質)が少なくなり、血管内で水分を保持できなくなり外へ流出してしまいます。お腹周りの筋肉、脂肪は弱くなっているので、より張って見えるようになっています。
過度なダイエットでむくみがでるのも仕組みとしては同じことが言えます。
食事を制限して、タンパク質をとらない食生活をしていると、血管内で水分保持能力が弱まるので水分が染み出てしまいむくみになります。
ただ食べないダイエットは逆効果になりうるので気をつけましょう。
むくみの原因はたくさんあるようです。
自分のむくみの原因を正しく理解し自分にあった改善が必要になります。
自分の見解も多少含んでいるので間違った記述もあるかもしれないので、ご了承ください。
以上
第9回 体の悩みの万能薬、高麗人参の12の効果
こんばんは
第9回目は高麗人参について書いていきます。
高麗人参って体にいいことは皆さん知っていると思いますが、いったいどんな効能効果があるか、どんな方にオススメなのかを勉強していきます。
①胃腸の健康を保つ健胃作用
②冷え性・貧血・立ちくらみ、血液と心臓の病に
③美顔・美容・成人病・便秘に
④コレステロール・成人病に
⑤ストレス・不眠・ノイローゼ・自律神経失調症に
⑥疲労倦怠感・精力増強
⑦糖尿病の予防と改善に
⑧神経痛・リウマチに
⑨肝臓への効果
⑩咳を鎮め痰を切る
⑪アレルギー疾患に
⑫ガン、皮膚病、痔
とたくさんの効能効果があります。
一般的に年配の方が使用するイメージがありますが、冷え性や美容、便秘、披露、アレルギー疾患など、若い方の悩みにも多く効果があることがわかります。
高麗人参の有用成分の代表としてあげられるのが、人参サポニンと呼ばれている成分です。サポニン(saponin)とは、水に溶かして振ると石けんのように泡が立つ性質があります。
※人参が入ってる栄養ドリンクを振ると泡が立ちます。
泡が立つことがサポニンの入っている証拠になります。
サポニンの効果
抗酸化作用
血液中の脂肪やコレステロールが活性酸素によって酸化されると、LDL(悪玉)コレステロールとなって、血管内に脂肪が蓄積されてしまいます。大豆サポニンには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防いでくれます。
LDLコレステロールの蓄積を抑えることによって、動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも役立ちます。
免疫向上
サポニンには免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化し、ウイルスや細菌から体を守ります。サポニンは免疫力をアップする働きがあるので、インフルエンザや風邪などひきにくくなります。
肥満予防
腸で吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合わさるのを防ぎ、余分な脂肪の蓄積を抑制します。脂肪の蓄積が予防できるので肥満予防になります。大豆サポニンにはアディポネクチンの分泌を促進する働きがあります。アディポネクチンとは脂肪細胞から分泌される物質で、動脈硬化や糖尿病を予防する働きがあります。またアディポネクチンには脂肪の燃焼を促進する働きもあります。
血流改善
高麗人参などに含まれるサポニンには、血栓が血液中にできにくくします。また毛細血管の血流を改善する働きもあります。血流が良くなると冷え症対策にもなります。
肝機能の向上
大豆サポニンには過酸化脂質を抑制する働きがあります。過酸化脂質は中性脂肪やコレステロールなどが活性酸素によって酸化されたものです。肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝の状態になると、肝臓の脂肪が酸化されてしまい、肝臓は炎症しやすくなり、肝機能も低下してしまします。
肝機能の向上によって痛風にも効果があります。
咳や痰をおさえる
アマチャヅルには咳を抑える働き、桔梗サポニンには咳を抑え、痰を除去する働きがあります。
これから寒くなるにつれて、風邪やインフルエンザが流行してきます。
体調管理のために高麗人参を飲むのは良いと思います。
まだまだ人参は奥が深いので次回に続きます。
今日はここまでにします。
以上
第8回 肌に夏のダメージ残ってませんか?秋のスキンケアにはLシステインを
こんばんは
今日はスキンケアには必須のアミノ酸、ビタミンについて書いていきます。
ようやく暑い夏も終わり涼しい毎日になってきました。
夏に浴びた紫外線、予防に使った日焼け止めのダメージが秋にドッときます。
それをケアできる医薬品を紹介していきます。
夏のダメージとは、具体的にいうと・・・
・紫外線によるシミ(&乾燥)
・UVケアによる刺激
この2つが夏のダメージ肌になる原因。
紫外線を浴びた肌は、たとえ目に見える日焼けはしていなくても、皮膚の奥にシミ予備軍が作られます。
紫外線を受ける事で、肌の奥にあるメラノサイトへ(メラニンを作ろう!)という情報が伝わり、チロシン→ドーパ→ドーパキノン→メラニンという順番で出てきます。
それが表に出てくるかどうかは、アフターケア次第!
秋のスキンケアの仕方によって、数年後のシミの量が変わってしまうのです。
また、夏は強力SPFの日焼け止めを使うため、肌への負担が大きくダメージが蓄積しているのです。
そのため秋のスキンケアはまず、夏のダメージケアから始めることをおすすめします。
ダメージを受けた肌をいたわり、回復させてからでないと、せっかくのスキンケアも効果が薄くなってしまうんですよ。
ダメージ回復に必要なものは
Lーシステイン
ビタミンC
ビタミンE
ビタミンB類です。
L-システインは医療用でも使用されていて、主に肝臓内での有害物の解毒作用を持ちます。
特に、アルコール分解の生成物であるアセトアルデヒドと直接反応し、解毒させるほか、肝臓内でアルコールを分解する酵素の働きを助ける効果も持っています。これらの働きを利用して、二日酔いの効能をうたった医薬品の成分として利用されています。
L-システインは、ビタミンCとともにメラニン色素の生成を抑制するほか、生成されたメラニン色素を黒色から無色へと還元する働きがあります。また、L-システインには、皮膚の新陳代謝を促進する働きもあるので、できてしまったメラニン色素を排出する効果も期待できます。
この3つの働きで、シミやそばかす、美白への効果を発揮します。
また、Lシステインは髪の毛にもよく、そもそも頭髪の構成成分のうち、99%をケラチンというタンパク質がしめていて、ケラチンは18種類のアミノ酸が結合して出来ており、その組織の14%から18%がLシステインです。
不足することで、髪の毛にコシがなくなり切れやすく、細く抜けやすい髪の毛になってしまいます。
日本では240mgが最高量になりますが、海外製品ではそれ以上の商品があるようです。とりすぎることはあまりよくなく、副作用の一つとして、白髪になりやすくなるようです。黒を透明に近づける効果があるためだそうです。
ビタミンE……血行をよくして皮膚の新陳代謝を高めます。
ビタミンB2,ビタミンB6……ターンオーバー(肌の新陳代謝)を促進し,お肌の健康を正常に保ちます。
肌のターンオーバーは約28日で入れ替わると言われています。
これが、紫外線や乾燥、化粧、老化などから徐々に遅れていき、遅れるということは古い角質がいつまでも肌に残ってしまうことになります。それが、シミ、そばかすの原因になると言われています。
あと、ビタミンCも必須です。
ニキビ、吹き出物の予防改善。美白効果。抗酸化作用によるエイジング効果。
コラーゲンの生成。などなど肌によい効果がたくさんです。
冬は風邪の予防にもなります。
スキンケアのビタミン剤はLシステインとビタミンC配合のものを選ばれるのが良いと思います。
ビタミンC1,000mgに加えL-システイン最大量240mg配合
あと、規則正しい食生活と食事は必須です!
以上
第7回 冷え性で悩んでいる女性にも八味地黄丸が効果的
こんばんは
今日は八味地黄丸について書いていきます。
八味地黄丸は医療用でも処方されているツムラの7番の薬です。
主に頻尿など夜にお手洗いで起きてしまう方や1度の排尿の量が少ない方が使用する
お薬です。
頻尿の原因は様々ですが、過活動膀胱、残尿(排尿後にも膀胱の中に尿が残ること)、多尿(尿量が多いこと)、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性に分けることができます。
最も多く加齢にともなって加速していくのが過活動膀胱です。
過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮するという病気で、急に尿がしたくなって我慢ができず(尿意切迫感)、トイレに何回も行くようになります。過活動膀胱は日本で800万人以上の男女が罹患する頻度の多い病気です。脳卒中、パーキンソン病などの脳や脊髄の病気のために、膀胱のコントロールが効かなくなる、前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になる、などの原因で発生しますが、加齢による老化現象として起こったり、原因が不明(明らかな基礎疾患がない)のことも少なくありません。尿が間に合わずにもれてしまうこともあります(切迫性尿失禁)。1回の排尿量は少なく、何回もトイレに行くようになります。
膀胱排尿筋が加齢によって硬化して尿を貯める柔軟性がなくなることで、少量でトイレに行きたくなるようになります。これからの徐々に寒くなってくる季節なので冷えによる筋肉の硬化が増えてくるので、頻尿になる方が増える季節です。
実際に八味地黄丸が売れる季節は圧倒的に秋から冬にかけてです。
八味地黄丸は主に血流を改善する、水分の代謝の能力を高めることで、
無駄な水分を代謝し(むくみの改善にも良い)体温を上げてくれるので、筋肉の収縮を改善してくれます。よって膀胱排尿筋に柔軟性が生まれ頻尿が改善に向かっていきます。
また、クラシエの営業さんがきたときに実際自分も飲んでいるというはなしでしたが、30半ばくらいでしたので、頻尿ではなく日常的な披露の改善で毎日飲んでるということでした。
地黄(じおう)が滋養作用、強壮作用があるので、疲れにも効果的だと思います。
山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク)にも強壮作用があります。
沢瀉(タクシャ)利尿作用
茯苓 (ブクリョウ)利尿作用 鎮静作用(めまいや動悸に有効)
牡丹皮(ボタンピ)血液循環促進作用 古い血液のうっ滞をとる作用
桂皮(ケイヒ)発汗作用 のぼせを治す作用
附子(ブシ) 体を温める作用(暑がりの人には適さない)
※ブシは薬にもなるが、使い方によっては毒にも。昭和61年の沖縄県石垣島で起きた夫による妻殺しの「トリカブト殺人事件」で一躍有名に。ブシの毒性とフグ毒とを 組み合わせ、栄養剤としてカプセルに詰めて飲ませていたことによる時間差トリックであった。
カラダの冷えを取り除く作用があるので、ほてりやのぼせがあったり、汗っかきタイプには不向き。消化不良や下痢をしやすい場合、処方を加減したり合方するなど工夫が必要です。
一般的には食事と食事の間の空腹時、食事をする1時間前など、お腹が空で胃に吸収されやすい時期に飲みます。胃腸が荒れやすい人には食後、排便をうながすタイプの漢方には、空腹時の服用を勧める場合もあります。なお、食間に飲み忘れたときは、食後でいいので飲みましょう。
夜にお手洗いで起きてしまう方や1度の排尿の量が少ない方、残尿感がある方、多尿の方、尿のトラブルで悩んでいる方は八味地黄丸が良いと思います。
以上です。
第6回 電子タバコ各種の感想と健康について・・・
こんばんは
今日、グローの本体を購入したのでその感想を書きます。
私は今までアイコス、プルームテック、アイバディそして今回のグローに挑戦してきました。
アイコスは初年度に購入したので交換を含めて3台目です。
今回のグローは「交換キャンペーン」というのを行っていて、壊れた各種電子タバコの機種と交換で980円で購入できるというキャンペーンでしたので、初代のアイコスをもって最寄りのキャンペーン対象店舗にいったところ本当に980円で購入できました。
キャンペーン店舗一覧
https://www.discoverglo.jp/recycle2018/recycleCampaign_spots.pdf
吸ってみた感想は・・・・
まずアイコス、アイバディにくらべ本体がずっしりと重たい、デザインは悪くないと思います。吸った感じはちょっと吸いごたえが少ないかなと思いました。
きっとタバコの種類によって変わると思うので今はそんな感じです。
アイコス同様、においはあります。
プルームテックがきっと一番においが少ないと思います。
ただ・・・一番物足りない感じがします。JTさんいうには今後もっと吸いごたえのあるプルームテックが発売されることをいってました。タバコカプセルがでるのか、機種がでるのかは不明ですが、それは楽しみです。
今の段階でプルームテックの1台持ちはとても不安を感じます。
営業のJTさんも場所で使い分けをしていると言ってました。
自宅や車内ではプルームテックを使用し、外では巻きたばこを使っているようです。
(アイコス、グローを使っているとは言ってませんでした・・・)
最近ではアイコスの互換機がたくさん販売されるようになってきました。
なにが一番良いかわかりませんが、互換機では一番有名なところではアイバディだと思います。たしかに満足感でいうと、アイコスと変わらないと思います。ただ、充電の持ちが悪いのと、購入した機種が悪かったのか、1日使用して(充電のこりわずか)充電している最中に(まだフル充電になっていない状態)吸おうと思ったら、点滅がおかしくなり使用できなくなりました。フル充電するとまた使えますが、充電の途中で吸えないのは1台持ちにとっては不安要素です。
結局一番安定して良いのはアイコスになってくるのかなと思います。
ただ、アイコスは機種の値段がいまだに高いのがデメリットの一つです。
グロー 2980円 (交換キャンペーン 980円)
プルームテック 3000円
アイバディ 最初は7500円位だったと思いますが、今の相場は5000円以下です
アイコス 7980円
なかなか買い変えるとなると少しためらう金額です。
さらに、10月からタバコの値段が上がりヒートテックは460円→500円になります。ますます喫煙者には厳しい世の中になっていきます。
今回グローを購入したのもタバコの値段が安いというのがきっかけでした。
420円→460円なので少しだけアイコスより安いので購入してみました。
いったい値段がいくらになったらたばこをやめられるのでしょうか・・・・
体にもお財布にも悪くよいことはないはずなのに・・・・
各種有害物質を巻きたばこと比較して90%〜95%カットされています。
また、ニコチンのみでタールが含まれていません。
ニコチンの量も明確ではありませんが1mg以下が目安になっています。
周りに人に与える影響も従来に比べると圧倒的に少なくなっているでしょう。
(電子タバコを約3年間吸っていると巻きたばこのにおいに敏感になってきて、駅などの喫煙所に入るのがイヤになりました。)
電子タバコの健康被害についてはいまだに正解は出ていないじょうたいです。
一時期は巻きたばこより副流煙に含まれる発がん性物質10倍多いと噂されていましたが、それはあり得ないとのことでした。
ただ、全く有害物質がないわけではありません。巻きたばこに比べると大幅にはカットされてはいます。
ニコチンを接種するので、主に動脈硬化、肝不全、ガンなど色々言われていますが、一般的にはこのようなリスクがあると思われます。
そして、一番怖いのが依存性です。(本当にやめられない・・・・)
そんな感じでもちろん吸わないのが一番よいですが、非喫煙者に迷惑をかけないよう工夫されている電子タバコは今の時代に合っていると思います。そして、巻きたばこには今後戻ることはないと思います。
以上
第5回続きの続き タイプ別で選ぶコッコアポのダイエットのコツ
こんばんは
クラシエ当帰芍薬散錠(とうきしゃくやくさん)
について書きます。
当帰芍薬散はダイエットというより、からだを温めながら、水分代謝を高め、余分な水分を取り除くことで、むくみ、足腰の冷え症に効果のある漢方薬です。
主に
・水分をよく取るわりに、トイレの回数が少ない
・いつも手足が冷たい
・あったか下着やタイツ・靴下が欠かせない
・夕方になると足がむくむ
という方におすすめです。
「むくみ」とは、細胞と細胞の間に余分な水があるために、パンパンに張った様な感じになることをいいます。具体的には、足など張ったところを指で押すと元に戻りづらい、靴下の跡がなかなか消えない、といった状態です。特に、立ち仕事などで夕方になると足が張るという方の症状は「むくみ」と考えられます。
からだがむくむのは、余分な水分を体外に出せず、ため込んでしまうからです。女性に多いタイプで、体温調節が苦手で汗をかきにくい人に多く見られます。
余分な水分があるとからだは常に冷えた状態になり、基礎代謝が低下するため、自分で熱を生み出しにくくなります。体温を保とうとして血管が細くなるため、巡りが悪くなり、ますますむくむ、という悪循環に。余分な水を抱えているため、からだが重だるい、と感じることもあります。
余分な水分がエネルギーの流れを妨げ、必要なところに必要なものが届かないと、顔色が悪い、肌にツヤがない、髪がパサつく、といったことが起こってしまいます。また、からだの隅々に栄養やエネルギーが行き渡らないため、全身を温める働きが不十分で、冷え症の方が多いのもこのタイプです。
漢方では、余分な水は体を冷やすと考えられています。せっかく温かい血液が巡ってきても余分な水が熱を吸収・冷ましてしまうため、体中を温めることができないからです。とくに手足などの末端に届く頃には、血液の温かさは失われてしまっています。
また漢方では、からだは外の気温や湿気の影響を受けると考えます。冷えている人は自分で体を温められないため、温度差が苦手で、一度冷えると温まるのに時間がかかります。夏と冬はエアコンが室内外の温度差を大きくするため、とくに苦手な季節と感じているかもしれません。
全身の巡りを良くし、余分な水分を排出することが大切です。
「当帰芍薬散」は古くから女性に対して用いられてきた漢方薬で、全身の血行を促進させ冷え症を改善するのと同時に、余分な水分を取り除き、むくみを改善する処方です。
水分代謝が良くなると、尿量が増えたと感じることがあります。
また、ひんやりしていたからだに、やがて温かさを感じるようになります。血行が良くなり、余分な水分が除かれることで、からだは温まり、冷えをはじめとする女性特有の諸症状を改善します。
口コミ
・生理周期 冷え性 には効果絶大です!
・最初にお湯で溶かして飲んでいたら、舌が乾くような口の中がすごく乾く気がしたので、そのまま水で飲むようにしたらマシになりました。
薬局でもそのまま飲んでいいと説明は受けました。
・冷えは多少ましになった気がしています。ただ、副作用で胃が荒れたので、別の漢方も合わせて飲んでいました。
良い意見では生理の周期が改善された、冷えが改善されたなどありましたが、
胃が荒れた、口の乾き、乾燥肌になったなどありました。
これで第5回目は終了させていただきます。
第5回続き タイプ別で選ぶコッコアポのダイエットのコツ
こんにちは
第5回コッコアポの続きを書いていきます。
コッコアポL錠
コッコアポL錠は
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
という漢方薬を使用しています。
ツムラの20番で病院でも処方されている第2類医薬品です。
あっさりした食事や甘いものが好き。
筋肉にしまりがなく、ぽっちゃりしている。
代謝に必要なエネルギーは食べ物から摂取します。しっかり消化しエネルギーに変えて使うためには、消化・吸収・運搬・排泄など消化器系の働きがとても大切です。
代謝が悪いとエネルギーがきちんと作られなくなるため、からだが疲れやすくなり、動くのが億劫になります。そのため筋肉の力が弱くなり基礎代謝が低下しがちで、エネルギーがめぐらなくなるため、さらに疲れやすいからだに。その結果摂取したエネルギーが余り、脂肪となって溜まってしまうため、「食べないのに太る」ことになってしまいます。
このタイプの人は、胃腸の機能が低下しているので食欲はそれほどありませんが、間食が多く、消化に時間のかからない糖質、つまり甘いものが大好き。このため、代謝が落ちると肥満につながる場合があります。
「食べないのに太る」というのは、体のエネルギーを使う力が弱まっているからです。
そんな筋肉にしまりのないタイプの人は【防已黄耆湯】で減らす!
このタイプは、エネルギーが不足し代謝機能が上手く働いていない状態といえます。
漢方でも、エネルギーは胃腸でつくられると考えます。
エネルギーが不足すると疲れやすくなるだけでなく、体を引き締める機能が低下するため、筋肉にしまりがなくなります。おしりや太ももなどのたるみが気になったり、汗腺のしまりがなくなり汗をかきやすくなるのはこのためです。
また、エネルギーが不足しているということは、日常的に代謝がうまくいっていないということであり、水分代謝が滞り、むくみやすくなります。余分な水はエネルギーの動きを妨げるため、余ったエネルギーはますます脂肪となって溜まってしまいます。
胃腸の働きを整え、摂取したエネルギーをきちんと使えるようにすることで、余分な脂肪が蓄えられないようにすることが大切です。
こんな方におすすめ
体力中等度以下(虚証)で,疲れやすく,汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:
肥満に伴う関節の腫れや痛み,むくみ,多汗症,肥満症(筋肉にしまりのない,いわゆる水ぶとり)
防已(ぼうい):利尿作用
黄耆(おうぎ):強壮作用 滋養作用 皮膚の栄養を高める作用
白朮(びゃくじゅつ):利尿作用
生姜(しょうきょう):鎮吐作用 健胃作用(胃の調子を整える)
大棗(たいそう):鎮静作用 強壮作用
甘草(かんぞう):緩和作用 ※シャカンゾウはカンゾウを火であぶったもので、カンゾウの作用を強化してある。
普段の生活の中で、日常的な動作を増やしたり、軽い運動などで筋肉を維持するよう心がけましょう。無理に激しい運動をする必要はありません。
また、飲み物を一度にたくさん飲まないよう注意しましょう。
以上
当帰芍薬散
はまたあとで書きます。