第9回 体の悩みの万能薬、高麗人参の12の効果
こんばんは
第9回目は高麗人参について書いていきます。
高麗人参って体にいいことは皆さん知っていると思いますが、いったいどんな効能効果があるか、どんな方にオススメなのかを勉強していきます。
①胃腸の健康を保つ健胃作用
②冷え性・貧血・立ちくらみ、血液と心臓の病に
③美顔・美容・成人病・便秘に
④コレステロール・成人病に
⑤ストレス・不眠・ノイローゼ・自律神経失調症に
⑥疲労倦怠感・精力増強
⑦糖尿病の予防と改善に
⑧神経痛・リウマチに
⑨肝臓への効果
⑩咳を鎮め痰を切る
⑪アレルギー疾患に
⑫ガン、皮膚病、痔
とたくさんの効能効果があります。
一般的に年配の方が使用するイメージがありますが、冷え性や美容、便秘、披露、アレルギー疾患など、若い方の悩みにも多く効果があることがわかります。
高麗人参の有用成分の代表としてあげられるのが、人参サポニンと呼ばれている成分です。サポニン(saponin)とは、水に溶かして振ると石けんのように泡が立つ性質があります。
※人参が入ってる栄養ドリンクを振ると泡が立ちます。
泡が立つことがサポニンの入っている証拠になります。
サポニンの効果
抗酸化作用
血液中の脂肪やコレステロールが活性酸素によって酸化されると、LDL(悪玉)コレステロールとなって、血管内に脂肪が蓄積されてしまいます。大豆サポニンには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防いでくれます。
LDLコレステロールの蓄積を抑えることによって、動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも役立ちます。
免疫向上
サポニンには免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化し、ウイルスや細菌から体を守ります。サポニンは免疫力をアップする働きがあるので、インフルエンザや風邪などひきにくくなります。
肥満予防
腸で吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合わさるのを防ぎ、余分な脂肪の蓄積を抑制します。脂肪の蓄積が予防できるので肥満予防になります。大豆サポニンにはアディポネクチンの分泌を促進する働きがあります。アディポネクチンとは脂肪細胞から分泌される物質で、動脈硬化や糖尿病を予防する働きがあります。またアディポネクチンには脂肪の燃焼を促進する働きもあります。
血流改善
高麗人参などに含まれるサポニンには、血栓が血液中にできにくくします。また毛細血管の血流を改善する働きもあります。血流が良くなると冷え症対策にもなります。
肝機能の向上
大豆サポニンには過酸化脂質を抑制する働きがあります。過酸化脂質は中性脂肪やコレステロールなどが活性酸素によって酸化されたものです。肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝の状態になると、肝臓の脂肪が酸化されてしまい、肝臓は炎症しやすくなり、肝機能も低下してしまします。
肝機能の向上によって痛風にも効果があります。
咳や痰をおさえる
アマチャヅルには咳を抑える働き、桔梗サポニンには咳を抑え、痰を除去する働きがあります。
これから寒くなるにつれて、風邪やインフルエンザが流行してきます。
体調管理のために高麗人参を飲むのは良いと思います。
まだまだ人参は奥が深いので次回に続きます。
今日はここまでにします。
以上