keita1980の日記

健康と美容に関する商品を自分の勉強を兼ねて紹介するブログ

第18回 市販のヘアカラーを上手に使う方法

こんばんは。

 

今日はヘアカラーについて紹介していきます。

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皆さんは年に何回ヘアカラーをしますか??自分でされる方美容室に行ってされる方様々だと思います。ヘアカラーのメカニズムとおススメの市販ヘアカラーを紹介していきます。

 

ヘアカラーは髪を痛めるというイメージはみなさん持っていると思います。美容室で染めれば痛みは軽減できるし、キレイに染まる。自分でやるとムラができやすく、色が抜けやすいなどいろいろ経験はあると思います。大体その通りで、ヘアカラーは使えば使うほど髪は痛みます。髪の毛が乾燥したり、バサバサしたり、まとまりづらくなったり、癖が出たり、抜け毛が増えたり、髪の毛が切れやすくなったり色んなマイナスがあります。髪の毛の痛みを最小限にするには、回数を減らすことと、ヘアケアをしっかりすることです。

 

ヘアカラーのメカニズム

カラーリングと言うと厳密に言えば、ヘアマニキュアなど色々な種類があるのですが、ここで言うヘアカラーは一般的に一番多く使われるアルカリ性カラー剤のことを指します。

ドラッグストアとかで売られているのも、99%はこのアルカリ性のカラー剤ですね。

通常髪の毛にカラー剤を入れようと思っても、髪の毛の表面は『キューティクル』という強力なバリア機能が働いていて、キュッと締まっているのでカラー剤を入れたくても入れることができないんです。

 

ただ単に、染料をベタベタ塗ってもキューティクルが防御しているので染まらない。

しかし!髪の毛はPHがアルカリ性に傾くと膨潤し、それにともなってキューティクルも開く性質があるのです。

アルカリに傾くと、キューティクルが開くという原理を活かして、カラー剤の中にはアルカリ剤が配合されているのです。アルカリ剤によってキューティクルをパカっと開き、カラーリングの染料をいれています。

 

このカラー剤の中には染料意外にも『過酸化水素』という髪を明るくする成分も配合されていて、この過酸化水素が髪の毛に元々あるメラニンを壊してくれます。

メラニンは髪の毛の黒味をだしているものなので、メラニンを壊せば壊すほど、髪の毛がどんどん明るくなってくるわけです。

髪の毛のメラニンを壊しつつ、髪の内部に染料をいれることで、自分の表現したい色味を出せる!というのがカラーの仕組みです。

 

ヘアカラーがなぜ痛むのか

髪の毛を明るくするためにどうしても必要なのが『過酸化水素』黒味成分『メラニン』だけを壊してくれれば良いのですが、同時に髪の毛のタンパク質まで壊してしまいます。

基本的に髪の毛を明るくすればするほど、ヘアダメージも比例して増えていきます。

その原因の1つとしては過酸化水素の配合量が多くなり、メラニン破壊量も増えるが、その分内部のタンパク質もより多く壊れてしまう・・・ってわけです。

 

また、

強引にアルカリ性に傾けてキューティクルを開くわけですが、この時に髪の内部の栄養分も同時に抜け出て行ってしまいます。

更にカラー剤を流したからと言ってすぐに髪の毛が弱酸性に戻るわけじゃあないんです。カラーしてしばらくの間は、アルカリに傾いたままで徐々に徐々に弱酸性に戻ってくるんですね。

美容室で2シャンプーしても髪の内部にはカラー剤の残留薬液が残ってしまうので、しばらくの間はアルカリに傾いたままどんどん栄養分が抜け出ていってしまう・・・ということです。

美容室によってはバッファー剤と言って、髪の毛を酸性に引き戻すトリートメントをしてくれる所もありますが、かなり少ない上にカラーの残留液を全て除去することは不可能。

美容室で最大限できることは精々トリートメントで擬似的栄養分を一時的に与えて、手触りをよくしバッファー剤などで髪をある程度酸性側に戻すくらいのところまで。

つまり如何に「ホームケアでダメージを最小限に抑えるか?!」があなたの髪の寿命を左右すると言っても過言じゃないってことです。

 

カラーダメージを最小限にする対策

ヘアカラーをするとまず100%髪の毛は痛みます。

①カラーの頻度を減らす。

②トリートメントで髪の毛を保湿する

③毎日のヘアケアをする

 

カラーの頻度を減らすためには、色を長く持たせることと、全体染めを控え根元だけを染めるようにする。

色をなるべく長く持たせるためには、アルカリ剤の除去をすることが必要になってきます。アルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に寄せていくことが大切になります。美容室ではバッファー剤トリートメントを使用してくれますが、全部のアルカリ剤を除去してくれるわけではありません。1回の美容室でのトリートメントより毎日の家庭でのヘアケアが大切になってきます。アルカリ剤除去のために必要なのが、先ほど紹介したバッファー剤、あとはヘマチンになります。ヘマチンにはアルカリカラーやブリーチなどに使用される過酸化水素残留による負担や残留アルカリ除去にも効果があります。

おススメしているヘマチンシャンプーはラヴィラヴィータというシャンプーです。

 

 ヘマチンを配合している、アミノ酸シャンプーです。アルカリ剤除去以外にも髪の毛をよくしてくれる内容が盛りだくさんのシャンプーです。こちらを毎日のケアに使用するのが良いかと思います。また、事前にヘマチンミストトリートメントするだけで、負担を減らすことも可能です。

 

 それぞれなかなかのお値段はしますが、シャンプーはセミロングくらいの長さで3か月ほど持つ内容になっています。コスパ的には悪くないと思います。

 

また、髪を染める前に使用するのに美容室でも使用しているのがセラミドです。

 事前エッセンスとしてヘアカラーにもともと入っている市販のヘアカラーは

ロレアルエクセランスです。

 

 

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私はいつも髪を染める際はこれを使用しますが、メリットとしては(あくまで個人的な感想です。)自分1人でやってもムラがまずできない、色が長持ちする、染めた後でも髪質が変わったりすることがない。匂いも少ないような感じがします。

セラミドエッセンスのほか、トリートメントも入っていてこれがすごく良いです。お客様でもこのトリートメントの単品を欲しがるかたが多数います。

 

 これから、年末年始を迎えるにあたって久しぶりに会う親戚やお友達などが増える季節になってきます。あわてて白髪染めをすると髪を痛めてしまうことがあります。ヘアカラー後のヘアケアをしっかりすることで、ダメージは最小限にすることができます。

 

 以上