第15回 37℃が免疫力の高い体温!?微熱と思う方は免疫力に問題があるかも
おはようございます
今日は免疫力について書いていきます。
10月になって朝晩の気温が下がってきましたね。そろそろ巷ではインフルエンザの噂がちらほら出てくる頃です。ドラッグストアでもカイロ店頭に大きく展開されてきています。気温が下がる、空気が乾燥することは高温多湿を嫌うウイルスにとって良い環境になってきます。外気は変えることはできません(室内は別ですが・・・)自分の体内の環境を整えて風邪の予防、インフルエンザの予防をしていきましょう。
免疫力は腸内環境と体温が大きく関係しています。
免疫細胞の7割が腸内にいるとも言われています。
何年も風邪をひいていないって人周りに1人はいると思いますが、そういう人は腸内の免疫細胞が充実しているのかもしれません
腸は、食べ物だけでなく、それと一緒に病原菌やウイルスなどが常に入り込んでくる危険性のある場所。体内で最も密接に“外界”と接する臓器と言えます。だからこそ腸には、病原菌やウイルスなどの外敵を撃退してくれる頼もしい戦士「免疫細胞」が大集結しています。大量の免疫細胞が、栄養や水分を吸収する腸の壁のすぐ内側に密集して、外敵の侵入に備えているのです。
それだけではありません。腸の中には、全身から寄せ集めた免疫細胞の“戦闘能力”を高めるための、特別な「訓練場」まで用意されていることがわかってきました。それが、「パイエル板」と呼ばれる、小腸の壁の一部に存在する平らな部分です。パイエル板の表面には、腸内を漂うさまざまな細菌やウイルス、食べ物のかけらなどの「異物」を、わざわざ腸の壁の内部(つまり体内)に引き入れるための“入り口”が用意されています。そこから引き込んだ「異物」を、パイエル板の内側に密集する大量の免疫細胞たちに触れさせ、人体にとって有害で攻撃すべき敵の特徴を学習させているのです。
こうした腸での訓練を受けた免疫細胞たちは、腸で守りを固めるだけでなく、血液に乗って全身にも運ばれ、体の各所で病原菌やウイルスなど敵を見つけると攻撃する“戦士”となります。一見腸とは無関係に思えるインフルエンザや肺炎などに対する免疫力の高さも、腸での免疫細胞の訓練と密接に関係しているらしいことが、最新研究でわかってきています。腸はまさに「全身の免疫本部」。
冬になるとスーパーやドラッグストアでR-1ヨーグルトが店頭から消えるほどよく売れます。日常的に乳酸菌を摂取し腸内環境を整えることが、免疫細胞を作り出す方法の1つです。
あと、体温も重要です。
自分の平熱を知っていますか? 健康的な人の平熱は36.5~37.1度。
実は今、36度以下という「低体温」の人が増えているとか。「低体温」は免疫細胞と大きなかかわりがあり、放置するとさまざまな病気やがんまでも発症してしまうことがあるそうです。
低体温がなぜよくないとされるのでしょうか。
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしているのです。
つまり体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
白血球は、これら外界からのウイルスや細菌だけでなく、がん細胞が体の中にできるたびに、免疫細胞が攻撃をして死滅させてくれています。
実は健康な人でもがん細胞は1日に5000個もできています。その1つでも免疫という監視システムをかいくぐって生き残ると、1個が2個、2個が4個、4個が8個と倍々ゲームのように増えていき、やがてはがんに姿をかえてしまうのです。
健康を維持してくれる免疫力は体温が下がると低下することがわかっています。単純に計算すると、免疫力が30%低下すれば、1日に1500個近くのがん細胞が、免疫システムから見逃されて増殖していく可能性があります。体温が正常に保たれていれば、これらの免疫システムが正常に働いてくれて、健康が保たれているということになります。
まずは、自分の平熱を知り、低体温を克服して、血流をよくしておくことが、免疫力向上につながるのです。
冬になるとショウガの商品が増えてきます。
ショウガは漢方薬にも使用されていますが、血行促進の効果が認められているものです。
体を冷やさないようにして、血流をよくすることが体温を上げていくのに必要になります。
こちらの商品は乳酸菌、ショウガ両方入っている商品です。
免疫を向上させるには効率の良い商品だと思います。
以上